大切なのは「変わっていくこと」
変化を恐れない社風が、幅広いニーズに対応できる技術を育てました
フジコー株式会社は昭和33年の創業以来、硬質クロムメッキ（めっき）、無電解ニッケルメッキ（めっき）、アルマイト処理をはじめ、研削、研磨を含めた金属表面処理業務に関わってきました。50年余りの歴史を通して「変わらないものは何か」と問われれば、「変わらないものはない」と答えます。なにより重要なのは、時代の変化、ニーズの変化に合わせ、「変えること」「変わっていくこと」だと思うからです。移り変わるニーズを読み取り、ひらめきを大切にし、最新のメッキ（めっき）技術を生み出す。私たちは「変わること」を恐れずに成長してきました。 変化に順応し、さまざまなニーズに応えるための挑戦を続けてきた結果、弊社はいくつもの長所を得ることができました。
ひとつは、多くの「引き出し」を持つことができたこと。 私たちは「大きな物は扱えるが、小物は苦手」「複雑な工程には対応できない」といった「苦手」がほとんどありません。貪欲な姿勢で経験を積み重ねてきたことが、多種多様な技術、発想の「引き出し」を生んだのだと思います。また、手にした多様なメッキ（めっき）技術を活用し、あらゆる工程を社内で一貫して行うことができるということも長所のひとつ。社内で治具を作り、研削加工をし、めっきをし、バフ加工する。そして仕上げもする。
すべてを請け負うには化学・電気・機械に精通する必要がありますし、学ぶべき技術も多くなり、それを高いレベルでキープしなくてはならない。しかし、一貫して作業することで、工程ごとの円滑なコミュニケーションが可能になり、品質の管理もしやすくなります。そしてなにより、お客様が効率的な発注をすることができる。これは弊社の大きな強みのひとつですね。
想定以上の「満足」を
お客様に喜んでいただくために、最良のご提案を心がけています
お客様にとって、何が一番有益なのか。どうしたら喜んでいただけるのか。オーダーをお受けした際に、私たちは真っ先にそれを考えます。ただ言われたとおりに作業し、納品して終わり、ではいけない。「もっと効率的な作業工程はないか」「ニーズに、よりマッチする技術の選択肢はないか」と試行錯誤することからスタートするのが私たちのスタイルです。お客様のご要望をうかがった上で、これまで培ってきた経験や技術を総動員し、常にベストなご提案をすることを心がけています。お客様が想定される以上の「満足」をご提供し、喜んでいただくことこそが、私たち「めっきのフジコー」のやりがいなのです。
「職人の感性」と「飽くなき向上心」
社員一丸となって、成長を続ける所存です
私自身、現場が大好きで、刺激のある仕事が大好きです。複雑で難しいオーダーであればあるほど、「職人」としての魂に火がつきます。「何かいい方法はないか、もっと高いレベルを追求できないか」。そんな探究心と向上心を忘れたことはありません。それに、技術者としての「感覚」も大切にしています。図面やマニュアルの数字はもちろん大事ですが、メッキ（めっき）加工の経験に裏打ちされた感覚が商品の質を左右することもある。そういっためっき職人ならではの感性は、常にスタッフに伝えていくよう心がけています。
スタッフは皆、私と同じ思いで仕事に向き合っています。若い社員には「発想の転換を大切にしろ」と言っています。営業の人間も技術の人間も、既成概念にとらわれていたらダメなんです。営業担当はより良いご提案ができるように、技術者はより効率的に高品質の商品を作るために、前へ前へ発想を進めていかなくてはなりませんから。
空想上の技術を現実に
お客様のために進化し続ける「めっきのフジコー」にご期待ください
不可能を可能にする。私たちはその難題に挑戦し続けます。これまでも私の空想レベルであった技術が、実現したことは何度もあります。現在も、得意分野である硬質クロム皮膜を使った新しいアイディアを温めています。世の中が一変するような革命的なアイディアです。私たちの発想は、単なる夢や空想では終わりません。お客様のため、ユーザーの皆さんのため、私たちは前進し、進化を続けます。 革命を起こし続ける、「めっきのフジコー」にご期待ください。
創業から現在まで、そしてこれからのフジコー。
こちらのヒストリーでご覧ください。
